PHPカンファレンス2016に行ってきたよ。
ふと気づくと4年連続で行っているんだな。やっぱり「近い&無料」だと参加しやすい。
今回は、最初から最後までいた(懇親会は行ってない)
1, PHPの今とこれから2016
クラス変数は全てpublicだった。7.1からprivate/protectedを導入
引数にnullable ?を付けるとnullだけokになる
mcryptは廃止
2, Composerプラグインを作ってみよう
http://sssslide.com/speakerdeck.com/hirak/phpcon2016
Composerとは、PHPパッケージ(ライブラリ)管理システム。依存性なども解消してくれるので楽。
作者が作ったプラグイン(prestissimo)で、laravelのインストールを約10倍くらい高速化できたとの事。
プラグインを作らなくても、Scriptsという機能で、composer上で、シェルスクリプトやphpクラスメソッドも使える。ただし移植がコピペしかない。
再利用できるような形にしたScripts=Composerプラグイン
という事らしい。
作者が本当に言いたかったのは、composerは単なるパッケージ管理ツールではなく、プロジェクト全体を把握しているIDE(総合環境)的な側面もあるので
そこに機能追加すると、色々と便利だよ!という事らしい。なかなか面白かった。
会場内はwifiが飛んでいる。自前回線だと1Mbpsを切っていたのでwifiに切替。流石に早い!
iPad Proを使っている人も居たけど、こういったパイプ椅子に座っている時は、ノートPCより使いやすいか?
3, 昼休憩(11:30-13:00)
時間を余裕を持ったスケジュールにしたらしいけど、1時間半は多すぎる気が…。
前回と同様に、近くにあるニーハオ別館に行く。ラーメン税別450円は安いな。
まあ、せっかくなの「海老餃子」と「北京風野菜とろみそば」を注文。
以前はマグカップとかビールとは配布していたけど、うまい棒とかチロルチョコとか段々ショボくなってきた(^_^;)
午後一のセッション選びは迷うな…。セッションの選び方は難しい(当たりハズレが大きい)
知っている知識を深める系で選ぶか、
未知の知識を求めて好奇心で選ぶべきか?
一般よりゲスト・スポンサーの方が質が良いけど、長めなんだよなぁ。一般でも面白い人も多いし。
他のセッションの良い評判が聞こえると後悔。これは結婚した途端、いい男に見えてくるアレか!
当日の朝にでも、あとで修正してもいいから、各セッションのスライドを公開して置いて欲しいなぁ
それをバッーと見てから、リアルなセッションを選びたい。
人の流れとか行列とか、その時の人気で選ぶのもアリかも。
事前の参加申込から、人数が多い奴から大きな部屋になるので、迷ったら大きな部屋(下の階)にした方がいいか?
ただ、下の方は長いのが多いので、ハズレの場合はキツそうだが、、、。
4, PHP × コミュニケーションロボット
これはつまらなかった。売れない芸人コンビがひたすらスベっているって感じで、ロボホンやペッパーをSlack経由で動作させられるよ~って話。
5, .ssh/configを管理する .ssh/configで管理する
これもイマイチだった。ふだんはwindowsクライアントで接続する事が多いので、あんまり大変さがピンと来なかった。
.ssh/configの情報をJSON変換して、エクスポート/インポートできるsconbというツールを紹介していた。
6, PHPアプリケーションに関する12の事実
12の事実と言うから、一覧で表紙してから、それについて色々言うのかな?と思ったら、
The Tweleve-Factor Appと言う方法論の説明だった(Webアプリのスケーラブルについて)
画面が動くと見辛い。拡大縮小、スクロールはしない。字も多くて途中で離席した。
7, 質の高いAPIを作るための7つの習慣
途中から参加。満席で立ち見。さっきとは打って変わって分かりやすい。
APIというよりも、開発に必要な要素のリストアップと実行に必要な事は何か?という感じ。
8, 本日最後のセッション「未来のwebに欠かせないREST APIをApache Solr+ Drupalで実装しよう」
DrupalはWordPressのようなCMS。
Apache Solrは、JAVAで作られた全文検索システム
これからの時代はREST APIが重要になる。何故ならばwebアプリ、アプリケーション、IoTなど様々なコンテンツが情報を取得しにくる時代になるから。それらに一つずつ対応するのではなくRESTサーバを置くだけでいい。それがDrupalならば簡単にできる。Fess(全文検索システム、ver9まではSolrだったが、ver10からelasticsearchに変更)は、サジェッションまで出してくれて便利そうだが、JAVAだけにメモリヒープが2GBか~。
9, ライトニングトーク(13人)
「マイコンボードとレシートプリンタをもらったので試行錯誤した話」が一番面白かった。音声認識を使って、自分が喋った言葉をレシートに印刷するだけ!
特に何かの役に立つという訳ではないけど「出来なかった事が出来るようになるってのは単純に面白いよね!」という話。
一番最後だった「理想のチーム」というのも良かった。開発に限らず「誰も悪くない」という点を強調していた。
「お互いが納得できていなかっただけ」「よく議論するチームが最強!」
https://speakerdeck.com/trtraki/li-xiang-falsetimu
やっぱりネットでスライドを見るだけよりも、イベントに参加して生の肌感や空気感を感じる事も重要だな~と思った。
全体的にlaravelの人気が結構高いと感じたので、自分の選択肢は間違っていなかったんだな~と実感。
もう10年以上PHPに触れているのだから、むしろベーシックな部分を深く取り上げたセッションを選ぶべきか?
内容的にも、難しすぎると理解出来ないし、知っている事ばかりだと退屈。色々な人が来るプレゼンは難しいな・・・。
喋るスピードも遅すぎたり、早すぎたり、ベストは難しい。