ザ・プレミアム 風雲!大歴史実験「戦国鉄砲隊VS騎馬軍団」が面白かった!
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3303/1623408/index.html
織田信長の鉄砲隊が行った三段撃ちは、明治時代の旧日本軍による記述によるもので、実際には号令よりも各自のタイミングで撃っていたらしい。
そして徳川が天下統一後は、火縄銃を厳しく管理してほとんど使用する事は無かった(現代のように誰がどれだけ持っているか幕府が管理)
アメリカの自衛権としての銃保持とは、全く逆の考え方やね。
その結果、太平の世として江戸時代が花開いたとの事。
また、フランスでは20世紀に入っても騎兵=貴族の考え方が強くて、ずっと運用し続けていたら第一次世界大戦でドイツの機関銃で皆殺しにされたとか…。所変われば品変わると言った感じですね~。
あと興味深かったのは、ランチェスターの第二法則というのが紹介されていた(第一法則は紹介されなかったwww)
武器の性能×兵士の数の二乗
というので、ベテラン3人よりも平均的な16人が圧勝(犠牲者0人)という結果に。狙う前に撃たれると何も出来ない。
機関銃とか連射できる武器でもやって欲しかった(^_^;)
でも、最先端の武器や人数を集めたりできたのは、当時の日本が世界的な金・銀・銅の産出国だったという経済的な背景に支えれていたというのが現実なんだろうな〜。
経済基盤が強いというのは、それだけで何をするのにもメチャクチャ有利に働く。
火縄銃については、こないだ発売された(再販された?)「速水螺旋人の馬車馬大作戦bis 黒本」に収録されている「黒色火薬時代」って漫画が最高に分かりやすかった。