「焦るんじゃない、俺はメール送信したいだけなんだ!」激安VPSにPostfixをインストールして、設定ファイルを一行修正したらメール送信できた。
1, コマンドラインからメール送信
1 2 3 4 5 6 7 |
yum install -y postfix mail tekito@gmail.com Subject: test body test . EOT |
簡単、簡単、と思ってたら、待てど暮らせどメールが来ない…。
まあ、そんなにスムーズに行かないのがサーバ構築。
素直にメールログを見てみる。
2, メールログで原因究明
1 2 |
tail /var/log/maillog warning: relayhost configuration problem |
なんか中継サーバの設定に問題がある、と出ている(占いみたいだな…。)
3, ようやくPostfixの設定ファイルをいじる。
中継サーバなど要らん!「俺がメールサーバだ!」
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
vi /etc/postfix/main.cf #自分自身を指定する場合は、localhost指定ではなく、空欄じゃないとダメっぽい。 relayhost = #relayhost = [gateway.my.domain] #relayhost = [mailserver.isp.tld] #relayhost = uucphost #relayhost = [an.ip.add.ress] #再起動 /etc/init.d/postfix restart |
4, ドメイン名とかを指定しなくても、サーバからメール送信できた。
送信者は、root@dti-vps-srvXXX.localdomainと表示される。
これは、レンタル先のSeversMan@dtiが、そのまま出ているのかな? 自宅サーバとかならIPとかになるのだろうか…。
5, ドメイン名を偽装してみる
mail -hで、色々なオプションが表示される。
Usage: mail -eiIUdEFntBDNHRV~ -T FILE -u USER -h hops -r address -s SUBJECT -a FILE -q FILE -f FILE -A ACCOUNT -b USERS -c USERS -S OPTION users
1 2 3 4 5 |
mail -r oreore@tekito.com test@gmail.com Subject: test body test . EOT |
メール送信元が偽装された。メールヘッダも確認。
ちゃんと独自ドメイン取得しても、Gmailに迷惑メール判別されるし、これでも良い気がする(^_^;)
1 2 |
Return-Path: <oreore@tekito.com> Received: from dti-vps-srvXXX.localdomain |
【結論】
サーバのコマンドラインからは、Postfixをインストして、設定ファイルを一行修正するだけでメール送信できるようになった。
メール受信サーバはインストールしていないので、返信してもサーバは受信できない!
通常は、外部からメーラー経由で操作されるので色々と設定しないとダメだけど、SSH上やPHPからメール送信するだけなら、これで充分!