windows10対応版がリリースされたので、いまさらながら「沙耶の唄」をプレイしてみた。

windows10対応版がリリースされたので、いまさらながら「沙耶の唄」をプレイしてみた。

最初にリリースされたのって2003年末なのね…。
評判が良いから、その内プレイしようと思っていたら15年近くの年月が経っていた…。時の流れは恐ろしいな(^_^;)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%99%E8%80%B6%E3%81%AE%E5%94%84

素直にダウンロード版を購入。家から一歩も出ずにインストール完了!

内容は、火の鳥復活編+クトゥルフ神話を組み合わせた感じ(この説明で分かる人は、もう知ってそうだが…。)
まどか☆マギカで有名になった虚淵玄らしい鬱+純情なシナリオが魅力的。

主人公は交通事故で一命をとりとめたが、脳の後遺症により、周りの風景や生き物が、全て腐臭を撒き散らす肉塊に見える・感じるようになってしまった!
友人の声なども不明瞭かつ耳障りで・吐き気を催す感じにしか聞こえない(なんとか聞き取る事は出来る)
そんな発狂しそうな毎日を送っていた主人公が、唯一人間の女の子として認識できたのがヒロインの沙耶(さや)

知覚能力は狂っているが理性に問題がない主人公は、相手がマトモな存在でない事は理解しつつも、自分の神経を破壊し続けるこの世界で唯一の癒やしである存在として、すがりつく。
なのだが、宇宙的恐怖な存在である沙耶(さや)と一緒にいるため、冒涜的な事件が起こり続ける。

感想としては、TRPGファンとしては上級探索者なんかも登場して面白い!
読みやすいクトゥルフ小説(選択肢は2回しか出てこない)といった感じ。エンディングも3パターンしかないので10時間もあれば全クリアできる。
エログロが~とレビューであったけど、自分的には全然平気だった(オプションで解像度を下げてモザイクに出来たりはする)
同じメーカーのデモンベインもプレイしてみたくなった。