「キモくて金のないおっさん」問題について、文学的アプローチしているページで「ハツカネズミと人間」が紹介されていたので、読んでみた
http://wezz-y.com/archives/50640
会話形式でラノベ並に読みやすい。舞台は100年くらい前のアメリカ。
主人公は、怪力だけどおつむが弱い大男と、目端が利いて面倒見の良いチビの凸凹コンビ。
あちこちの農場の手伝いをして、いつか誰にも邪魔されない自分たちの農場を持つという夢を見ながらも、トラブルを起こしてばかり。
その夢に、差別されている黒人、片手の老人など不幸な現状な人々が惹きつけられて、みんなで協力して夢を実現しよう!となる。
ここいらへんは、ギークハウス(シェアハウス)と似ている?
でも、結局は、いつものようにトラブルを起こして悲劇的な結末を迎える。
「ああ、またやっちまった。どうして俺たちは、いつもこうなんだ!」
わりとあちこちの図書館においてあって、すぐに読めるのでオススメ!