電子書籍の勉強にKindleでレシピ本を書いてみた

電子書籍の勉強にKindleでレシピ本を書いてみた

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電子書籍には前々から興味はあったのだけど、何から始めていいのか分からなかったので放置していた…。
ところが秋葉原の同人誌ショップで、こんな同人誌を見つけてしまったので挑戦してみる事にしてみた!

http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=15240

この本にはkindleへの登録の仕方が書いてあるだけで、データファイルの作り方は書いてなかったのでググってみると、ePubという形式で作成すれば良いらしい。

ePub・・・一昨年のWWDC2011で、Appleも電子書籍はePubで行くと言っていたし、またググってみるとXHTML+CSSをZIP圧縮したファイルらしい。
Sigilという無料のエディタを使えば、フォルダ構造など意識しなくても簡単に作れるらしい。
使ってみた感じとしては、WORDを使った事があれば何となく分かります(笑)

電子ドキュメントの歴史は、プレーンテキスト→リッチテキスト(ワープロソフト)→HTML→PDF→ePubって感じかね〜。
スキャナで自炊した物は、テキスト検索などが出来ないので電子書籍から除外されるそうだ…。

さて、題材は何にしようか…。
さすがに、このためだけに新しく文章を考えるのは大変だから、過去に書いた物で著作権的にOKなのは…。
過去に書いたレシピとかでいいかなっと。

一番大切な価格設定については、最低値段でMB数で決まっているみたいです。
3MB未満なら100円
10MB未満なら200円
10MB以上は300円。
上限は2万との事。
文章だけならともかく、写真をある程度入れると、さすがに3MBはオーバーしちゃう事が多いかな?

ロイヤリティー(印税)は、35%と70%の2パターンが選べるのですが
70%の方は、ダウンロードする人の通信料(1円/1MB)を負担したり、kindle以外には公開しない事。などなど縛りも多いです。
最初なんで、とりあえず35%の方を選択。
入金は、10ドル以上になると振り込まれるみたいです。
200円*35%=70円だから、最低15冊くらいは売れないとダメってことですね(笑)

審査時間は48時間以内(英語なら24時間以内)らしいが、実際には12時間程度でリリースされました。
App Storeも、これ位早いと良いのだけれど(^_^;)

何にしても、初期コストもランニングコストも0円で、印税35%の電子書籍が、10時間程度で世界中に販売できるのはスゴいです!

問題は、kindleの知名度ですね(^_^;)
よく誤解されるのは、kindleという機械を持っていないとkindleの電子書籍が読めない。というものです。
実際には、iPhoneでもiPadでもAndroidでも、アプリを使って読めるんですけどね〜。

PS
Kindleでは、無料サンプルで先頭部分を試し読みできるのですが、iOSでは、なぜかサンプルでは本のタイトルがローマ字表記になるバグがあるみたいです。