「オレの正気度が低すぎる」を読んでみた。異世界転生の姿をした「クトゥルフ神話TRPGがよくわかる本」

「オレの正気度が低すぎる」を読んでみた。異世界転生の姿をした「クトゥルフ神話TRPGがよくわかる本」

一言で言うと、クトゥルフ神話TRPG版ソードアートオンラインって感じ。
ホログラフなキャラシーとダイスロールが普通に現れる。
プレイヤー知識でモンスター判定して、メタ知識、メタ推理で生き残るぞ!(実際のプレイでは控えめに…。)

存在するであろうキーパーの心理を読みながら、俺はこれを探すぞ!と判定ボーナスをもらうのはハック感あるね。
主人公か、なぜ12歳の美少年に転生?と思ったけど、クトゥルフTRPGの女性ファンが増えているからかな・・・。

最後のオチはイマイチだったけど、こういうスタイルは面白かった。
リプレイとも小説とも違って、クトゥルフVRゲームのソロプレイ実況みたいな感じ。
考えてみると、ネバーエンディング・ストーリーと同じような構造だから、昔からあるといえばあるけどね~。