「ゲームニクス」という造語を作ったサイトウ・アキヒロ氏の講演会&懇親会に行ってきた。

「ゲームニクス」という造語を作ったサイトウ・アキヒロ氏の講演会&懇親会に行ってきた。

kindleでゲームブックを出版した時に、コメントをくれた人が今回の会場で働いていた縁で、参加してきました!
立命館大学・映像学部教授のサイトウ・アキヒロ氏を招いて、水道橋のGeekCafeで行われました。

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「ゲームニクス」と言うと、アナログゲーム業界では「ゲームデザイン」や「ゲームシステム」を指す感じですが(※これはメカニクスの勘違い)、氏の説明では、ビデオ・ゲームで培われた優れたユーザーインターフェイスを使って、ユーザの行動を誘導する手法。との事でした。
いま流行のゲーミフィケーションと同じ考え方で、その違いは実践的なノウハウの蓄積があるかどうかだけ、らしいです。(ゲーミフィケーションは概念だけ)

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講義はビデオ・ゲームの歴史から始まり、ゲームニクスの実例としては、スーパーマリオブラザーズの一面や二面を使って、ユーザの挙動を誘導するために、いかに計算し尽くされた設計になっているかという説明でした。
また、任天堂が成功したのは、京都出身で「おもてなしの心」が染み付いていたお陰だ!との事。

8〜9割は知っている内容でしたが、なかなか面白かったです。
一番最初でクリボーにやられると、20秒ぐらいクリボーが出てこなくなるのは初めて知りました(^_^;)
5月には新しいゲームニクスの本を出版するので買ってね!と言う宣伝もありました〜。