統計検定のついでに、R言語も試してみた。
R言語は、統計学の知識が必要+データ分析専用言語なので、名前は聞くけど触れた事は無かった。
https://cran.ism.ac.jp/
Download R for Windowsをクリックしてインストールすれば、RGuiというウィンドウが立ち上がって、プロンプトが出てくる
基本的にコマンドラインで操作する。
1, 基本のヘローワールドは、適当に書いても大丈夫だった!
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print("hello") |
2, 変数の事は、オブジェクトと言うらしい。代入がイコール記号じゃなくてアロー演算子なのが違和感ある。
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> a <- 1 > a [1] 1 |
3, データ型は4種類(文字型、実数、整数、boolean)
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a <- "日本語" b <- 1.23 c <- 777 d <- TRUE |
4, データ構造は、統計専用だけあって、配列系ばかり
vector(ベクトル) = 1次元配列(同じデータ型)
matrix(行列) = 2次元配列(同じデータ型)
dataframe = 2次元配列(違うデータ型でもOK)
list(リスト) = オブジェクトの1次元配列
array(配列) = 多次元配列(同じデータ型)
5, 基本操作は、データ配列(vector)を作って、代表値やグラフを作る
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# c関数(combine)で、vectorを作って、オブジェクトaに格納 a <- c(162, 171,170,175,168,182,173,177,180,166) mean(a) # 平均 median(a) # 中央値 # 最頻値のmode関数は無い! sort(a) # 並び替え min(a) # 最小値 max(a) # 最大値 |
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# グラフ化 hist(a) #棒グラフ(度数) barplot(sort(a)) #1データ1棒グラフ |
6, コマンドラインで複数行の入力は辛いので、開発環境(R Studio)をインストール
Rスクリプト化する(File->New File->R Scriptで、テキストファイルとして保存できる。拡張子は*.R)
Runボタンで1行ずつ実行される。全選択してからRunボタンで全実行
7, for文
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# 1*2*3*4*5=120 x <- 1 for(i in 1:5){ x <- x*i } print(x) |
8, if文
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score <- 80 if(score >= 90){ print("合格!") }else{ print("失格…。") } |
9, 関数が、ちょっと独特な書き方。無名関数っぽい。
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age_func <- function(x){ age <- x if (age < 18){ print("未成年") }else{ print("成人") } } # 年齢確認 age_func(10) age_func(20) |