NHKの極私的ドキュメント にっぽんリアル 第一回「38歳 自立とは?」という新しく始まったドキュメンタリー番組を見た感想
http://www4.nhk.or.jp/P3168/x/2014-05-25/10/12985/
【概要】
今年38歳になる僕はずっと両親に“寄生”しながら生活してきた。
そんな僕が頼りにしていた父が突然失業した。しかも退職金ゼロ。
僕は、40歳を目前にいやおうなく自立を迫られた。
ある日、なかなか家を出られない優柔不断な僕に対し、両親が本気で爆発!
今さら仕事や家は見つけられるのか? 自分の力で生きるとはどういうことか? こんな僕の自立はいかに!?
【感想】
なんか、もっとニートっぽい人が主人公なのかな?と思ったら、TVのADをやりつつ、バイトもしつつ、趣味に全部つぎ込んでいる感じの人でした(撮影者=主人公)
大学生みたいな生活を20年近く続けて来て、ついに両親が年金生活に突入。
家にお金も入れないで、むしろ母親に千円貸して、二千円貸してとせびる始末。そして「情けない!」と怒りつつ渡してしまう甘い母親(^_^;)
でも、最終的には、昔の生命保険を解約して何十万円も払い戻ししてもらって、滞納していた国民健康保険とか税金とかを払ったり、趣味のサークルにも活動を控えるとか宣言したり。
親への借金返済計画も立てて、月収20万円を目標に、家を出て一人暮らしを始めて、こうやってドキュメンタリー映像を一本仕上げたのだから、結構しっかりした人だなと思いました。
母親「今までずっと面倒見てきたのに、月5万円入れろ!って言われたら、親を見捨てて出て行くのかい!」
主人公「いや、月5万円も入れる位なら一人暮らしした方が安そうだし・・・。」
母親「それなら、このままグズグズしているより、ソッチの方がいいよ!」
みたいなやり取りが印象的だった。
あと、作中でキーンとやたら耳障りな高周波音が流れているのは辟易した・・・。