メサイア・ワークス

『娘は誰にもやらん』のリプレイ風ルール説明

『娘は誰にもやらん』

カードの種類は、以下の5種類(ゲームマーケット2012秋の頒布版では、プレイ人数が2-6人から3-5人に変更されたため、カード枚数が変更されました)
『娘カード』6枚5枚
『男カード』20枚
『男の黒い噂カード』20枚
『娘の隠し属性カード』10枚5枚
『成婚カード』5枚4枚

Aさん「それじゃあ、はじめるよ〜。今回は自作カードゲーム『娘は誰にもやらん』です」
Bさん「おお、ゲームマーケットに出品する奴ね」
Cさん「なかなか、キャッチーなタイトルだな」
Dさん「どんなゲーム?」
Aさん「一人娘を大事に大事に育ててきた父親になり、気に入らない男たちに『娘は誰にもやらん!』と言って断るカードゲームです(笑)」

Bさん「どうやってやるの?」
Aさん「とりあえず、娘カードが6種類あるから、好きなの選んでくれ。名前と絵柄が違うだけで、ゲーム的には特に差は無い」

Cさん「どれでもいいの?」
Aさん「うん、自分の娘には点数をつけられないだろうし、フィーリングで選んで」
Dさん「なんか、一枚おかしいのが混ざっているぞ(笑)」
Cさん「本当だ、『ロボ子』ってなんやねん!?」
Aさん「きっと、父親はマッド・サイエンティストなんだよw」
Dさん「それじゃあ、メガネが理知的な感じの『りえ』で」

Cさん「笑顔が素敵な『さゆり』にしよう」

Bさん「それじゃあ、俺は色物の『ロボ子』にしようw」

Aさん「自分は、黒髪ロングな『まなみ』するかな〜」

Aさん「『りえ』は人気高いな~。いつも最初に取られる」
Dさん「そうなん?」
Aさん「うむ、やっぱり唯一のメガネっ娘ってのが影響しているのかね」

Aさん「男カードは、10種類×2で20枚あります。10点刻みで10点から100点まで。君たちの一人娘は、この中の誰かと結婚して、その男の点数が一番大きい人が勝ちです」

Dさん「結婚させなかったら?」
Aさん「『ずっと、パパと一緒』でゼロ点だよw」
Cさん「この100点の男と結婚すれば、いいだけ?」

Aさん「4人プレイの場合は、20枚中16枚15枚しか使わないから、100点男カードが山札に入っているかは分からんけどね」

//男カードの使用枚数(ゲームマーケット2012秋の頒布版では、プレイ人数が2-6人から3-5人に変更されたため、カード枚数が変更されました)
3人なら12枚使用(8枚取り除く)
4人なら15枚使用(5枚取り除く)
5人なら18枚使用(2枚取り除く)
2人なら10枚使用(余りカード10枚、一人あたり5回めくれる)
3人なら12枚使用(余りカード8枚、一人あたり4回めくれる)
4人なら16枚使用(余りカード4枚、一人あたり4回めくれる)
5人なら15枚使用(余りカード5枚、一人あたり3回めくれる)
6人なら18枚使用(余りカード2枚、一人あたり3回めくれる)

Bさん「どうやって結婚させるの?」
Aさん「男カードは山札として、テーブルの中央において、手番が回ってきたら一枚めくって、自分以外の娘に結婚を申し込む」
Bさん「100点男カードを引いても、自分の娘とは結婚させられないの?」
Aさん「そう、結婚を申し込めるのは他の家の娘だけ。申し込まれたプレイヤーは、低い点数なら断るだろうね」
Cさん「それがタイトルの『娘には誰もやらん』ってやつねw」

Dさん「それじゃあ、100点男とか90点男に申し込まれて、断る親はいないのでは?」
Aさん「ところが! 他人の幸せな結婚を邪魔するカードが一人4枚ずつ配られる。その名も『男の黒い噂』カード!」

Bさん「なんかロクでもないカードばっかりだな
『無職(-40点)』とか

『嘘つき(-30)』

とかw」
Aさん「まあねw これでいい男と幸せな結婚をしそうな他家を邪魔する。実はこの男は
暴力(-40点)

で、さらに浮気性(-30点)

なんですよ〜とかw」
Dさん「そうすると、確かに100点男の魅力も、ダメダメだな〜」
Aさん「ちなみに『男の黒い噂』カードの使用制限は特に無いよ。何枚出してもいいし、同じ種類でもいい」
Bさん「嘘つきが2枚で、大嘘つきだなw」
Aさん「そうね、特にコンボ・ボーナスは無いけどw」

Cさん「どうなったらゲーム終了?」
Aさん「山札の男カードが全部無くなるか、結婚していない人が残り一人だけになったら終了」
Cさん「行き遅れるって事かよ!」
Bさん「『お互い最後の一人には、なりたくないわね』」
Dさん「気づくとミサトさんや赤木博士より年上になっているんだもんな、俺達w」
Aさん「碇ゲンドウですら、33歳で結婚しているからな」
Dさん「ゲッ、マジで?」
Aさん「そうだよ〜。だから、BとDも早めに結婚しておいた方が・・・。」
Dさん「結構、真面目に婚活しているんだけどね・・・。この間も29歳の女性とメアド交換したよ」
Cさん「交換しただけかw」
Bさん「結果が出なければ同じだ!←婚活する気が無い人」
Dさん「まあ、そうなんだけどさ〜」

Dさん「これでルールは全部?」
Aさん「いや、まだ『娘の隠し属性』カードってのがある」
Bさん「実は腐女子とか、そういうの?」
Aさん「まあ、近いといえば近いw 5種類のカードがあってゲーム終了時まで伏せておいて、最後にオープンする逆転要素だよ。」 5種類×2で10枚あるけど、インディアンポーカーみたいに自分の娘の属性だけ見る事が出来ない」
//これは裏面。表面に5種類の内のどれかの属性が書かれていています。他のプレイヤーには見えている。

娘の隠し属性一覧(自分の娘は、どれか一種類の属性を持っている)
1,庶民派:
 40~70点の男なら+50、それ以外は-30
2,玉の輿狙い:
 80点以上の男なら+30、それ以外は-30
3,だめんず好き:
 30点以下の男なら+70、それ以外は-30
4,眼鏡好き:
 眼鏡の男なら+20、それ以外は-20
5.おじさん好き:
 おじさんなら+50、それ以外は-30

5,パパ大好き:
 未婚なら+50、結婚したら-20

(ゲームマーケット2012秋の頒布版では、印刷所に頼んだためコルク製のカード立ては付属しません)
Bさん「ずっと手に持っているのは、疲れるぞ」
Aさん「100円均のコルク板で作ったカード立てがあるよ。カードを差し込む切れ目を入れたものがあるので、ご利用あれ〜」
Cさん「全然入らないんだけどw」
Aさん「洗濯バサミの要領で、クパッーと切れ目を開くと、簡単に差し込めるよ」
Cさん「お、本当だ」

Cさん「これでインストは、終わり?」
Aさん「最後に一つだけ。結婚が成立した場合、男性カードを出した人には『成婚』カードがもらえる。これは+10点の得点カードです」

Bさん「娘の親のプレイヤーが、もらえる訳じゃないのか」
Aさん「だね。じゃあ、ゲームを始めよう」

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