「もっとも注目すべきクラウドサービスとは何か分かるかね、インテグラ」
「・・・・・・・kintone(キントーン)」
「そうだ、その通りだよ。我らがプログラマの宿敵kintone(キントーン)だよ、インテグラ。では、なぜkintoneはそれほどまでに注目されている?
kintoneは弱点だらけだ。正規化を嫌い、リレーショナルを嫌い、たった数百レコードのサブテーブルで身を焼く。
画面遷移は出来ず、グラフはレコードのある日付しかプロットできず、ほとんどの顧客要求は複数アプリでしか実現できず、テーブル設計とビューは、1対1で不分割。組み合わせる事も画面遷移も出来ない。JSのアップロードの手順など発狂ものだ。
ローカルに開発環境も作れず、安息のねぐらは唯一、cybozu.comだけ!
それでもkintoneは話題のクラウドサービスと呼ばれる。インテグラ、何故だかわかるかな」
「・・・・・・・GUIやD&Dで操作できる事? 」
「それは決定的ではない」
「エクセルやCSVで、すぐにアプリを作れる事?」
「少々役不足だ、アプリを作る法はそれに限らん」
「クラウドだから、後からいくらで機能を増やせる?」
「それは確かに恐るべきことだ。だが無敵か、とは少し違う もっともっともっともっと単純なことだ」
「・・・・・・・馬鹿でも、すぐ使える?」
「そうだ、kintoneはとってもバカチョンなのだよ、インテグラ
ノンプログラミングで3分アプリ、D&D、GUI、クラウドサーバ、マルチデバイス、js/css/apiによるカスタマイズ、etc,etc
しかし最も恐るべきはその純粋な否定・・・『リレーショナルDBじゃないから』だ。データの整合性を軽々とぼろ雑巾の様に引きちぎる そしてたちの悪いことにkintone達はその力を自覚している。
単一能としてでなく、彼の理知を持って力を行使する『暴君』だ
kintoneでの開発は死を意味する いいかねインテグラ
kintoneとは、GUIの皮を被せて、CSVデータをネットで共有しているだけなのだ。これを最悪といわず何をいうのか」