メサイア・ワークス

USB電源供給型MyBeacon(iBeacon)を買ってみた!

USB電源供給型MyBeacon(iBeacon)を買ってみた!

http://www.aplix.co.jp/?page_id=9031

Q1, iBeaconとは?
A1, iOS7から実装された機能で、BLE(Bluetooth Low Energy:低消費電力版ブルートゥース)を使って、ID情報を受取る技術の事です。
ハードウェア的にBLEに対応している必要が有るため、iPhone4以前、iPad2以前では利用できません!
Bluetoothなので、Android4.3以降でも利用できるが受信のみ(iOSではiBeacon送信も出来る)

Q2, iBeaconとMyBeaconは、何が違うの?
A2, iBeaconはApple社が考えた規格の名前で、MyBeaconはAplix社が販売しているiBeaconに対応した商品です。

Q3, という事は、他にも似たような商品がある?
A3, あります。SiteKicker+@大日本印刷、ストアビーコン@日本写真印刷、BlueTooth Beacon@ブレイブリッジなどなど

Q4, なんで、MyBeaconを選択したの?
A4, 単純に値段が安い&ネットに情報が多い感じだったから。

Q5, 購入方法は?
A5, どのiBeaconも、基本的にはメーカーからの通販のようです。流通にはあまり乗っていない?
amazonなどでは、いくつかあるみたいですね。4,000円は高い!

Q6, お金がない&ちょっと試したいだけなんだけど・・・。
A6, 専用のiBeacon機器を買わなくても、iPhone・iPad・Mac同士でもiBeacon(BLE)通信(発信・受信ともに)出来るので、アプリを使えば大丈夫(^_^)b
Beacon Locate

Q7, Proximity, UUID, Major, Minor, Accuracy, RSSI, dBmとか、専門用語が多すぎて、訳わからん!

A7, それぞれ説明すると、以下の通り。


ビーコン(beacon, 標識) = 元々の意味は「狼煙(のろし)」「篝火(かがりび)」など、遠くから位置&情報を伝える物。現在では「高層ビルの上にある点滅するライト」や「電波を発信している機器」を指す。
リージョン(region, 地域) = iBeaconが届く範囲
モニタリング(monitoring, 監視) = リージョンから出たか入ったかを感知する事
レンジング(ranging, 射程) = iBeaconと端末の距離を監視する事

Proximity:「近接度」という意味です。以下の4種類があります。
immediate(近接): 数センチから30センチ位
Near(近い): 1~2メートル以内
far(遠い): 2メートル~10メートル強以内
Unknown(不明): 近くには無い

Accuracy(精度): 電波から計算で割り出した距離(メートル)です。移動してから反映に時間が掛かる上、正確性に欠ける。

UUID: Universal Unique IDentityの略です。簡単に言うとiBeaconの所属している組織の識別ID(128bit)です。乱数の場合と国際規格にそったID、どちらでも使えます(ほぼ衝突しないため)

MajorとMinor: UUIDを大カテゴリーとすると、Majorが中カテゴリー。Minorが小カテゴリーのIDという感じです。それぞれ16bit(0-65535のどれか)の値を持ち、複数のiBeaconを使い分けるためにある。
iBeacon機器の識別はUUID(128bit) + Major(16bit) + Minor(16bit)で行われる。合計で160bit。同じ値を設定すれば同じibeacon機器として認識されます。

Identifier: UUIDとMajorとMinorの組み合わせを、文字列として名づけた物

myBeaconの場合は、電源を入れてから30秒間にiPhoneアプリ(myBeacon専用)から設定できます(アカウントと紐付けられている)
Distance: iBeaconまでの距離(メートル)です。

RSSI(Received Signal Strength Indicator): 電波強度(受信強度)です。iBeaconに近いほど強くなります。

dBm(デシベル): 電波強度の単位で、基本的にはゼロからマイナス120の値を取る。0になるほど強い(近い)です。

実際に動かしてみれば、なんとなく分かるようになります(^_^;)
Q8, デシベルって聞いた事あるけど、そもそも何なの?
A8, 元々は音の大きさを表すための単位です。0dB(ゼロデシベル)が基準で、人間が聞こえる最低の大きさ基準らしいです(^_^;)
10dBなら10倍(10の1乗)
20dBなら100倍(10の2乗、風で葉がカサカサする程度)
30dBなら1000倍(10の3乗)
40dBなら10000倍(10の4乗、人間同士が会話する程度)
最高の120dBは、ゼロが12個もあります。(飛行機のエンジンの近く)

電波の場合は、電波がどの位弱くなったかの単位として使われます。なので厳密には「電波強度」というより「電波減衰度」という方が直感的です。
0dBmなら、減衰していない(元の100%)
-10dBmなら、1/10に減衰(元の10%)
-20dBmなら、1/100に減衰(元の1%)
-30dBmなら、1/千に減衰(元の0.1%)
-40dBmなら、1/万に減衰(元の0.01%)
-50dBmなら、1/10万に減衰(元の0.001%)
-60dBmなら、1/100万に減衰(元の0.0001%)

長くなってきたので、とりあえずここいら辺で、一旦終了!

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