メサイア・ワークス

企画展「単位展 — あれくらい それくらい どれくらい?」@六本木ミッドタウンに行ってきた。その2

企画展「単位展 — あれくらい それくらい どれくらい?」@六本木ミッドタウンに行ってきた。その2

一周回って、また最初からみてみる。

有名なメートル原器(レプリカ) これが全ての1メートルの基準!
元々は北極点から赤道までの距離の1万分の1だったが、測定誤差が多かったので、現在では真空中で「光が1/約30万秒に進む長さ」と定義されてる!

こちらも有名なキログラム原器のレプリカ。
重さに関しては、現在でもこれが使われているらしい。

上にある風船は、重さ1kgの空気の量らしい。意外と少ない?

ストップウォッチで5秒測ってみよう!って展示だけど、カチカチ音がするので目をつぶっていても分かるw

この泡時計は、上の売店でも売ってたけど高い~。

500円玉×5枚で1cmというのは初めて知った!

「文字の重み」という展示

実際の天秤は触れないので、画面で好きな文字を天秤に乗せられる。

ペンのインクは通常mlで表示されるけど、どれくらい黒く塗りつぶせるか!という単位もあるよ。
確かに分かりやすいといえば分かりやすい(^_^;)

これが意外と面白かった。数値だけ同じで単位だけ変換していく動画

フロッピーディスク何枚分に保存できる容量を動画にすると5秒!

水道から5秒間だしっぱなしだと、1リットルの水が流れる。
1リットルのペンキで塗れる面積は~みたいなのがループしている。

英国パブでよくあるエールをそそぐパイントグラス。胴部分の膨らんだ所までビールをそそぐと、残りの部分がちょうど泡になる設計らしい。へーって感じ。

洋の東西を問わず、やはり酒と容積は切っても切れない関係なのか、日本酒でも四斗樽(しとだる、72リットル)からスタート!

二斗樽(36リットル)だと、単純に二個。
祝いの席に使われるのは、この周りに色々な飾りが付いている。

一斗缶ならぬ一斗瓶(いっとびん、18リットル)、4個で四斗樽と同体積。
こんなに大きなビンってあるのね。初めて見た!

これなら現代でも、それなりにみる一升瓶(いっしょうびん、1.8リットル)
40本で72リットル!

お酒を飲む人なら、割と家にある四合瓶(よんごうびん、720ml)
ちょうど100本ですね。4合って半端だな~と思っていたけど、四斗樽ベースならちょうどいいのかな?

二合のお銚子(おちょうし、360ml)が200本!
一度に呑む量としては、コレぐらいかな?

一合升(いちごうます、180ml)で400個!
お米なんかでは、まだまだ一合は現役の単位!
ちなみにお米の重さだと150gなので、お米1kgで6.66合くらいです

最後は、お猪口(おちょこ、45ml)で1600個!
理屈では、四回そそいだら一合って事ですね~。

いわゆるベロメーター。舌が美味しいと感じた量が正解!みたいな。

ハイパーインフレの産物、超高額紙幣シリーズ!
第二次世界大戦の時に発行された10垓(0が20個)ペンゲー紙幣。2ドル程度の価値しかなかったらしい。

こちらも第二次世界大戦敗戦国で有名なドイツマルク。
コーヒー1杯飲むのにトランク1杯の紙幣が必要で、飲んでいる間にトランク2杯分が必要になったとか(^_^;)

フランス革命時で紙幣自体が無価値になったので、手形として使われた債権。

21世紀になってから起こったハイパーインフレ「ジンバブエ・ドル」はギャグのネタにもなった(^_^;)

地上階の売店では、おみやげとして色々なものが売っていた(何も買わなかったけど)

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