ギークハウス新丸子で、クトゥルフ神話TRPG(現代日本)の初心者向けセッションを開いてきた。
ギークハウス大井町に行ってきたよ!の時にいた人が「TRPGは一度もやったこと無いのでやってみたい!」と言ってたのがキッカケ。
確かにギークハウス界隈では、やってみたいって人はいるけど開催したという話は聞いた事がない。
とりあえず、管理人さんに聞いてみた所、快く承諾してくれたのでFacebookイベント募集してみた。
結果、7人応募で、実際に開始時間にいたのは、たったの2人(汗)
facebookイベントって、気楽にボタン一つで参加・不参加を切り替えられるからな…。
参加の通知は来るけど、未定・不参加に変更した場合は通知が来ない。
まあ、文句を言っていてもしょうがないので、2人と一緒にキャラメイク。
ついでに、先日ラズパイで作った顔モザイクのテストもやってみた。
RaspberryPi + USBカメラ + Paython + OpenCV を使って、顔モザイク処理済のWebフォトアルバムを自動生成するシステムを試して見てた
Gさんは、大昔に何回かクトゥルフTRPGをやった事がある経験者。
Sさんは、TRPGそのものが初めてだったので、ダイスやキャラクターシートそのものに感動していた(そして、60%を06%と書いちゃったり、暗算を間違えたり、「こ、これがゆとり世代ってヤツか…」)
全ての技能について説明をしながら、1時間ぐらいかけてゆっくりとキャラメイク。
2人のキャラが完成すると、遅刻1時間半でNさんが到着。説明もなく突貫工事で1キャラ作る(^_^;)
なんとか三人キャラが揃ったので、セッション開始。
Gさん=ヤクザ
Sさん=医者
Nさん=占い師
Nさんはセッションが始まると、ペデュキュア(足のマニュキュア)を塗りだしたり、パスドラを始めたりと傍若無人っぷりを発揮(^_^;)
この人が色々と言われる片鱗を見た気がする…。
今回のシナリオは、クトゥルフ2010付属シナリオ「もっと食べたい」
概要は、とあるフリーライターが追っている怪しげなカウンセラーを調査する。と言った物(当然、宇宙的恐怖と対峙するのだが…。)
Sさんは、初心者らしく「よく分からないから、ヒントください!」とある意味清々しい聞きっぷり(^_^;)
Gさんは、経験者らしく、シナリオを先読みして行動!
Nさんも、初心者だけど端的ながら、わりと的確に行動していた。
今回は初心者が多めという事で、キーパー手動で、どんどんと展開していった。※クトゥルフはシティアドベンチャーメインなので、慣れていないと難しいなので、1時間強くらいで終了。
そして、Rさんが2時間半の大遅刻で到着(エンディングシーンの途中)
まあ、寝坊して大遅刻とはいえ、せっかく来たのに何も出来ないのは悲しいだろうというので、急遽もう1セッションやる事にした。
再び、突貫工事で1キャラ作る(ディレッタントのお嬢様)
基本ルールブックの付属シナリオ「呪われた家 」を導入だけアレンジして、ギークハウス八王子の候補となる古い洋館の調査に行くという話に。
ダンジョンものっぽい感じで、わりと慣れてきたかのか
Sさんが「もっとロール(サイコロを振りた~い)したい」とダイスに魅了され始めた(^_^;)
探索ものっぽい感じで、確信となる地下室の調査で4人もいるのに「目星」に全員失敗!
救済処置という事で、もう一回振らせてみたら、また「目星」に全員失敗!
これは、もうしょうがないな…。という事で「君たちの調査能力では、この館の真相にはたどり着けなかった。この探索は失敗に終わった」と宣言。
Nさんは心霊現象をバッチリと見たくせに、依頼主に抜け抜けと「解決しました!」と嘘の報告をしていた。当然すぐにバレた(^_^;)
今回やってみて、クトゥルフはやっぱり初心者向けじゃないな~と実感した。
1, 技能の割り振りが難しい。どの技能を何%にするのが正解?
(そして無駄に高い&使われない技能が、後悔の元となる…。)
2, シティアドベンチャーメインなので、自発的に動かないとダメ。
3, 所持金や経験点が無いので、ちょっと戸惑う。
4, クトゥルフのシナリオは、GM語りの部分が多いので喉へのダメージが…。
Rさんは、セッション終了後ささっと帰宅。
ギークハウス界隈の女性は、良く言えば合理的、悪く言うと自己中心的な感じな人が多い印象。
まあ、男性だらけの所に一人で来るんだから、それ位じゃないとやってられないとは思う(^_^;)
TRPGセッション後は、自作ビールの試飲会がてら、まったりとWiiマリオをやってみたり。
エールビールだったので、普段飲んでいるラガービールとはちょっと違ったけど、生きている酵母&フルーティーな感じで、これはこれで美味しかった。
管理人さんがピザ、Nさんが先日買った定温調理器具で、レバープリン&ハツを作ってくれた。
ピザは、これくらい焦げ目があった方が美味しい。
レバープリンは柔らかかったけど、もうちょい塩気が欲しかった。ニンニクとクレイジーソルトを加えてレバーペーストにすると良いかも。ハツの味付けはちょうど良い!
会話の中で、渋谷にあるシェアハウス「渋家(シブハウス)」なる話を聞いた。
「ルールは『陰口を叩かない』『避妊をする』『法律を遵守する』という3つだけ」という中々にヤバ気な感じ。
世の中、色々なシェアハウスがあるもんだな~。
あと、管理人さんに「ゲームマスターって、どうすれば出来るようになるの?」と質問されたけど、純粋かつ根源的な質問だ。
料理・英語・プログラミングなんかでも、同じ事を聞かれる(^_^;)
結局は、自分なりに色々と試行錯誤してみて、失敗しながら学んでみるしかないと思う。
GMなら、リプレイ・ルールブック・シナリオを読んでみたり、実際にセッションに参加してみて、色々と経験してみる。かな?
「学問に王道なし」と言うけど、何でもそうだよな~。あるのは地道だけ(苦笑)
ギークハウスでTRPGセッションを開催してみた感想:
何時間も遅刻したり、ドタキャン率が高いグループでは、TRPGや重ゲーは正直難しい。
でも、みんなそれなりに楽しんでくれたみたいので、開催した甲斐はあった(ただ普通のファンタジー系が良かったかも)
やはり、特に趣旨が無いゆる飲み会みたいなのが、ちょうどいいんだろうね(^_^;)
TRPGクラスタは、マメで真面目な人が多いと実感した。
余談:
お酒の買い出しに行った時に、ギークハウス新丸子近くの100円ローソンが潰れていた。半年くらい前に潰れたらしい。
Mさんが住んでいた頃は、結構アナログゲーム会が開催されていたので来ていたけど、よく考えたら、去年末に開催した生ハム原木パーティー & Oculus体験会ぶりの訪問なのであった(^_^;)